エンジニア(プログラマー)として働くようになってから、はや10年ほど経ちました。
10年も同じような業界で働いていると、さまざまな愚痴を聞く機会があるのですが、その中でも『仕事がつまらない』という声は割と多い気がします。
僕自身、仕事がつまらないと感じたことがありますので、この記事では
- プログラマーの仕事がつまらなくなるのはなぜ?
- プログラマーが成長を感じなくなったらヤバイ
について、話していきたいと思います。
プログラマーの仕事がつまらなくなるのはなぜ?
どの仕事でもそうだと思うのですが、同じ仕事を長い間続けていくのは、けっこうしんどいことが多いです。
その理由は『ルーチンワークになってしまうから』だと、個人的には思っています。
ルーチンワーク、すなわち手順が決まっている作業を毎日繰り返し行うというのは、はっきり言って飽きます。
手順が決まっていることをやるのは、頭をそれほど使わないので、楽といえば楽。
しかし、このような作業を続けていると、1日がいつの間にか終わり、次の日の朝になって会社に行き、また1日が終わり…気付いたら週末になっている、という状態になります。
この働き方を否定するわけではありませんし、このようなルーチンワークが向いている人もいると思います。
ただ、ルーチンワーク自体を面白いと感じる人は、決して多くないはず。
長期で見たときにルーチンワークになっているのも危険
プログラマーはコードを書くのが仕事です。この作業自体はそれほど苦にはならないと思うのですが、運用中のプロジェクトの改修案件などをやっている場合、数ヶ月に一回のペースで案件が回ることが多いです。
- 企画・要件定義
- 基本設計
- 詳細設計
- 実装
- テスト
ウォーターフォールで開発していると、ざっくりこんな感じで案件が回っていると思います。
ずっと同じプロジェクトをこのサイクルで回していると、気がついたら数年経っていた…ということも珍しくありません。
このように、同じプロジェクトのルーチンワークを続けていると、ふと『自分って成長してるのかな…?』と思う時があります。もしそれに気付けたらなら、早めに手を打たないとマズイことになるかもしれません。
プログラマーが成長を感じなくなったらヤバイ
今はIT技術がものすごい勢いで進化しています。その根底を支えているのはプログラムです。
すべてのITの裏には、その技術を作ったプログラマーがいるのです。
技術が進化しているということは、それを作っているプログラマーも進化をしているということ。
つまり、プログラマーという職業を選択した以上、自分自身も常に成長していく必要があると、個人的には思っています。
世の中にはバケモノみたいに頭のいいエンジニア、プログラマーがいますし、そのレベルにまでならなくてもいいし、なれるとは僕自身も思ってはいません。
ですが、成長自体は続ける必要があります。現状維持で何の成長も感じずに働いていたら、10年後会社をクビ(リストラ)になっている可能性は、たとえプログラマーでも普通にあると思います。
僕も最近、今までとはまったく違う分野に挑戦していますが、分からないことだらけで日々もがいています。
プログラマーはまだまだ需要が高い職種だと思うので、時代に取り残されないように頑張っていきましょう!