本記事ではこれからゲーム業界などのIT関連企業への転職をするにあたり、登録しておくべきおすすめのエージェントを3つ紹介します。
また、転職する際のコツに関しても、実際にゲーム会社で採用を担当している僕自身の立場から、いくつかアドバイスをしたいと思います。
目次
ゲーム業界、IT系に強い転職エージェント3選
ゲーム業界、IT系への転職に強いエージェントは以下の3つです。
ワークポート
ワークポートは、専任の転職コンシェルジュがあなたの転職活動をサポートしてくれるサービスです。
現在までの対応実績は50万人以上となっており、転職活動における以下のアドバイスもしっかりおこなってくれます。
- 面接対応
- 書類作成
もちろん完全無料で利用できるので安心してください。
また、なんといってもワークポートはゲーム業界への転職サポートに強く力を入れているため、下記のような大手ゲーム会社への採用実績も豊富にあります。
大手以外にも紹介できる会社は沢山ありますので、そちらに関しては実際にワークポートのサイト内で確認してみてください。
リクルート
リクルートは社会人で知らない人はいないというくらい有名な転職サービスですね。
扱っている求人の数が業界最大なので、一番始めに登録しておいて損はないです。
リクルートに限らず転職サービスを利用する際に、「登録したら絶対に転職しなきゃいけないのかな…」と不安になる人がいますが、もちろん転職しなくてもなんら問題ありません。
「他にどんな企業があるんだろう?」という軽い気持ちで登録して全然OKです。
平日の遅い時間帯や、土日などの休日でも対応してくれますので安心して利用することが出来ます。
マイナビ
マイナビもリクルートと並んで超大手の転職サービスです。
ゲーム業界だけでなく、WEB・IT系全般に強いので、転職先がエンジニア志望であればこちらも登録しておくべきエージェントとなります。
今回紹介した3つ以外にも転職エージェントは沢山ありますが、4つ以上登録しすぎても管理が大変になるだけなので、まずは上記の3つに登録して、実際にどんな企業があるのかを見るのが良いと思います。
転職する際のコツ
転職する際のコツですが、令和になった今の時代、エンジニアはどの業界も人手が足りません。
ですので未経験からでも十分採用してくれる可能性は高いです。
ただし未経験とはいえ、
- プログラミングやったことありません
- IT分野に興味がありません
などはダメです。
独学でも良いので、最低限のコードは書けていることが条件です。
別にオブジェクト指向やコンポーネント指向を完全に知っていなくても、Cのような手続き型言語である程度開発したことがあれば、それで十分です。
なぜなら開発する環境というのは、会社やプロジェクトによって違うことがほとんどのため、結局その現場にあった新しいことを覚える必要が出てくるからです。
もちろんゲーム業界ならUnityやUnreal Engineを使った経験がある人の方が望ましい場合が多いですが、決して必須ではありません。
あとは自分で実際に作ったプロダクト(WEBサービス、ゲームなど)があると、採用はかなり優位に運びます。
Qiitaへの投稿でもいいですし、何かしらの発信をしている人は転職面で有利に運ぶ可能性が非常に高いです。
機械学習方面ならKaggleとかもいいですね。
採用担当が面接で見るポイント
それでは僕が実際に採用面接で見ているポイントについて話します。
一番重要なのは『人柄』です。
これを聞くと「は?エンジニアなら技術力が一番大事だろうが!!」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。技術力よりも完全に人柄を重視します。
いくら技術力があっても、人柄が会社の思想とマッチしない場合は採用することはありません。
技術力を重視しすぎるとプロジェクトが崩壊の危機に立たされる
エンジニアあるあるだと思うのですが、技術力が高い人というのはたいていどこかブッ飛んでいることが多いです(すみません…)。
これが良い意味でブッ飛んでるなら何も問題はないのですが、悪い意味でブッ飛んでるとタチが悪いです。
悪い意味でブッ飛んでる例として一番多いのが、『協調性がなさすぎる』ということです。
個人開発ならまだしも、プロジェクトというのは何人もの人がチームを組んで開発するものなので、協調性というのは非常に重要になってきます。
もちろん仕事なので、仲良しこよしごっこをしよう!と言っているわけではありませんが、チームメンバーに対する敬意というのは絶対に持っていなければなりません。
自分の意見が絶対に正しいと信じて疑わず、他のメンバーの意見を否定しまくったり、急に大声で怒鳴ったり、ネチネチと文句を言ったり…という人がいると、そのプロジェクトは上手く行かずに最悪の場合崩壊・解体することになってしまいます。
経験上、技術力が高い人にはこういったタイプの人間が多いので、安易に人柄を無視した採用をしてしまうと、会社にとっても(採用された)本人にとってもマイナスになってしまいます。
ですので、採用で見るポイントとしては一番に人柄、その次に技術力という順番になります。
面接で全てを判断するのは不可能
人柄が大事とはいえ、面接1回・2回程度でその人の本当の性格を見抜くことは難しいです。
ただし何十人・何百人と面接をしていると、相手の人柄を見抜く精度というのは嫌でも高まってきます。
現に最近では内定を出した人が入社したあとで、「あ…この人ちょっとヤバい人だったわ…」となることはほとんどありません(完全にゼロではないですが…)。
面接で素の自分ではなく、着飾った姿の自分を出して面接官に良い印象を与えようとする人もいますが、個人的にはそれは止めたほうがいいと思います。
着飾ってる人の話し方というのは、初めて話す場合でもなんとなく察することができますし、なにより入社したあとにお互いにとってマイナスになる可能性が高くなります。
是非ともこれから転職活動で面接する際は、ありのままの自分を見せるようにしてもらえればと思います。
もし面接でNGだったとしても、それはその会社とあなたの相性が合わなかっただけですので、あまり落ち込む必要はないと思います。
まとめ
今回はエンジニア転職(ゲーム業界・IT系)におすすめのエージェント3つと、転職する際のコツなどについてまとめました。
エンジニアの需要は2020年以降も右肩上がりで、給料も悪くないというかむしろ高くなっていく一方だと思うので、これから転職しようと考えている人は新しい一歩を踏み出してください。
どのサービスも登録は3分くらいで終わるので、まずは全部登録してみましょう。