やりました!!
遂に念願のGoogle Adsenseに合格しました。
メールの通知が届いたときは震えました・・!!
この記事では僕が合格するに至った理由と、コツのようなものを伝えたいと思います。
※万人に通じるものではないかもしれませんので、その点はご了承下さい。
目次
サイトを開設したのは2018年5月末
Google Adsenseの存在を知ったのが今年の5月、そして5月末(ほぼ6月)にサーバーを契約し、ドメインを取得し、初めてのサイトを設立するに至りました。
某有料講座にも登録し、昔買ったMacbook Proは電源がつかず、使い物にならなかった為パソコンも新調。
WordPressの有料テーマも購入し、これで準備は全て整いました。
ちなみにこの時点でかかった費用は
有料講座:約50,000円
ノートパソコン:約100,000円
有料テーマ:約10,000円
サーバー代:約10,000円
ドメイン代:約3,000円
合計:173,000円
けっこうかかってる…
しかし、初期投資にお金をつぎこむことに躊躇はしませんでした。
やるからには本気でやりたかったし、なぜならこの程度の費用なんてすぐに回収してやる!!
という意気込みがあったからです。
そんな中、最初の試練として大きな壁となって立ちはだかるのが
Adsenseの審査
でした。
審査は2016年以降厳しくなったことで有名ですが、僕も体感することになりました
一度目の審査
まず初めに、僕は自分の趣味である音楽に関する記事がメインのサイト(これをAサイトとします)を作り始めました。
カテゴリーは音楽のみです。
そこでAdsenseの審査の厳しさがまだよく分かっていなかった僕は、3記事書いた時点で審査に提出しました。
記事内の文字数は1,000文字ないくらいでした。
当たり前ですが、落ちました。
理由は
【不十分なコンテンツ】
とのことでした。
納得です。
そんな簡単に受かる訳ないですよね。
二度目の審査
一度目の審査に落ちてからは、もっとちゃんとAdsenseの審査について調べました。
調べれば調べるほど、審査に落ちている人の情報が入ってきます。
もちろん合格した人の情報も数多くあり、なかには3記事で受かったとか、5記事で受かったとか、少ない記事数で受かっている人も少なくありませんでした。
しかし、やはり合格している人の多くは10記事以上書いている人が多く、多い人は30記事という人もいました。
ただ、まだサイトを始めたばかりで記事を書くのに慣れていない人にとって、30記事を書くのってものすごく大変なことだと思います。
僕は少なくとも何かモチベーションがない限りは、30記事書くなんて無理です。(この根性なし!!)
ですので目標をとりあえず10記事にしました。
自分の好きな分野に関して書くのは、最初こそやり方が分からず不慣れでしたが、慣れてくると意外と筆が進みます(筆じゃなくてパソコンのキーボードが、の方が正しいのかしら)。
6月中旬くらいに10記事に達したので、いざ審査提出!!
このときの文字数は1,000-1,500文字くらいでした。
審査提出から3日後。
ポリシー違反だと・・?
Google Adsenseのプログラムポリシーは以下のようになっています。
1.無効なクリックとインプレッション
2.クリックの誘導
3.コンテンツ ポリシー
4.不正なコンテンツ
5.認定された広告枠(ads.txt)
6.著作権で保護されているコンテンツ
7.偽造品
8.トラフィック ソース
9.広告の仕様
10.広告の配置
11.サイトの仕様
12.技術要件
13.Google 広告の Cookie
14.ユーザーの特定とユーザーによる同意
15.プライバシー
16.児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)
引用 – AdSense プログラム ポリシー
ひとつひとつ確認していきます。
1.無効なクリックとインプレッション
そもそも広告ないので問題なし。
2.クリックの誘導
そもそも広告ないので問題なし。
3.コンテンツ ポリシー
コンテンツポリシーがまたさらに細かく分けられていて、内容は以下のようになっています。
A.家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
B.ポルノ、アダルト、成人向けのコンテンツ
C.衝撃的なコンテンツ
D.ご自身や他者を脅したり、危害を加えるよう促したりしているコンテンツ
E.個人または個人で構成される集団を中傷、威嚇、攻撃しているコンテンツ
F.人種、民族、宗教、障害、年齢、国籍、従軍経験、性的指向、性別、性同一性など、組織的な人種差別や疎外に結び付く特性に基づいて、個人または集団の排斥を促したり、差別を助長したり、誹謗したりしているコンテンツ
G.過度に下品な言葉使い
H.ハッキングやクラッキングに関するコンテンツ
I.望ましくないソフトウェアのポリシー(英語)に違反するソフトウェアやコンテンツ
J.不正なソフトウェアやアドウェア
K.違法な薬物や麻薬関連製品に関するコンテンツ
L.絶滅危惧種から作られた製品を宣伝、販売、広告するコンテンツ
M.アルコール飲料のオンライン販売
N.タバコやタバコ関連商品の販売
O.処方薬の販売
P.武器、兵器または弾薬 (銃火器、銃火器のパーツ、戦闘用ナイフ、スタンガンなど) の販売
Q.武器や兵器の強化や組み立て方法(武器や兵器の 3D 印刷、改造キット、8 割方完成した銃部品など)の指南
R.授業や講義の課題や提出物の販売、配布
S.ユーザーに報酬を提供することで、広告や商品のクリック、検索、ウェブサイトの閲覧、メールの閲覧を促すプログラムに関するコンテンツ
T.その他の違法なコンテンツ、違法行為を助長するコンテンツ、他者の法的権利を侵害するコンテンツ
引用 – AdSense プログラム ポリシー
うーん、これも問題はなさそう。
4.不正なコンテンツ
不正なコンテンツ(不正行為)とは、ユーザーを誤解させることを意図した行為です。との記載がありましたが、これも問題なさそう。
5.認定された広告枠(ads.txt)
ads.txtなんて使ってないから問題なし
6.著作権で保護されているコンテンツ
これもしかしたら怪しいかも・・
いや、でも著作権について調べたけど、アーティストのオフィシャルの宣材写真などを使う分には問題ないはず。。。
7.偽造品
偽造品の販売や宣伝は行っていないので、問題なし。
8.トラフィック ソース
特定のソースからのトラフィックがないので問題なし。
9.広告の仕様
広告の掲載結果を作為的に高めたりはしてないので、問題なし。
10.広告の配置
AdSenseコードは決められた位置(Header.php)にしか配置していないので、問題なし。
11.サイトの仕様
不正なソフトウェアを組み込んだり、ユーザーの操作を妨げるようなポップアップやポップアンダーは表示していないので、問題なし。
12.技術要件
WebViewで表示するつもりないし、日本語のサイトだし、問題なし。
13.Google 広告の Cookie
Cookieに関する説明はプライバシーポリシーを作って表示しているので、問題なし。
14.ユーザーの特定とユーザーによる同意
個人や特定の端末を認識できるような情報は載せていないので、問題なし。
15.プライバシー
データを収集する旨はプライバシーポリシーを作って表示しているので、問題なし。
16.児童オンライン プライバシー保護法(COPPA)
COPPAが適用されるサイトではないので、問題なし。
ざっと見た感じ怪しそうなのは
6.著作権で保護されているコンテンツ
でした。
三度目の審査
絶対安全なのは写真を使わないことという意見を見たので、最低限の写真のみを残し、他の怪しそうな写真は削除して、再審査に出しました。
数日後、
またもポリシー違反で審査NG
なんでやー。
メールにはこうも書かれていました
もしかして、審査に出したサイトは「質が高く有用なコンテンツではない」ということ・・なのか・・
著作権うんぬんではなくそれ以前の問題なのか・・?
芸能系の記事は審査に通りにくいというのもどこかで見た気がするので、もしや音楽系も通りにくいのか・・
そう思った僕はこのAサイトを審査に出すのを一旦諦め、別のサイトを作ることにしました。
とはいえダメ元で数記事追加し、審査に再度提出しておいて、その間に新しいサイトを作ろう、そう決めました。
新しいサイトは僕が今住んでいる町の情報を発信するサイト(これをBサイトとします)です。
カテゴリーは
・グルメ
・自然
・暮らし
です。
これは地元の住民にとっては嬉しいし、質が高いだろう!!
と自分の中ではすごく思っていたので、記事を書くのも頑張りました。
写真もオリジナルのものを沢山撮りました。
しかし、Google先生は質が高いとは思ってくれなかったようです。
四度目の審査
7月上旬にBサイトを審査に出した時の内容は
・記事数:18
・文字数:1,000-2,000
でした。
※ちなみにこのとき2週間ほど待ってもAサイトの審査が終わらなかったので、Aサイトに関して審査の取り消しを行いました。
2週間以上待っても返事が来ない人は試してみる価値ありです。
すると約2日後にまたも審査NGのメールが届きます。
内容はまたもポリシー違反。
ポリシー違反ってなんだよぉぉぉぉぉ
わかんねぇよぉぉぉぉぉ
しかしここで僕はこれはあまりよろしくないのでは?という記事があることに気づきました。
それは居酒屋の紹介記事です。
五度目の審査
先ほど紹介したAdsenseのプログラムポリシーの中に
M.アルコール飲料のオンライン販売
という項目がありました。
いやいや、居酒屋の紹介であって、アルコール販売しているわけじゃないし、、
と思いましたが、疑わしいものは全て排除しなければなりません。
僕は居酒屋関連の数記事をそっと非公開にしました。
このとき、検索のインデックスからも削除されるようにし、痕跡を残さないようにしました。
インデックスから削除されたタイミングで五度目の審査を行いました。
すると2日後
ポリシー違反でNG。
まじか。
嘘でしょ。。。
こんなに良い記事(自分が思ってるだけ)なのにどうしてダメなの??
正直かなり凹みました。
Googleに嫌われてるのかな?とか
Adsenseやるなってことなのかな?とか
自分の中ではNGになる要素はないと思っていたので、本当につらかったです。
質が高く有用なコンテンツってなに??
誰か定義教えてよ??
そんな感じでした。
六度目の審査
スタートラインにすら立てずに終わるのが悔しかった為、僕はもう一つのサイト(これをCサイトとします)を立ち上げることを決めました。
そのサイトは
業務で使っている知識を紹介する
ことに特化した、いわゆる技術系のサイトです。
僕は仕事でスマートフォンアプリの開発を行っているのですが、そこで得た知識を広めようという意図で作りました。
これならなんとなく審査通りそうじゃないですか?
僕は2週間かけてCサイトに10記事程投稿しました。
文字数も、プログラムのソースコード込みではありますが、平均2,500文字くらいありました。
もう審査に出す前から「これは勝ったな・・」と内心思っていました。
ドキドキしながら7月下旬に六度目の審査に出しました。
2日後
ポリシー違反でNG
まじか。
どう考えてもこの内容なら問題ないと思っていたので非常にショックでした。
もう胃が痛くなって吐き気が出てきました。
もう自分一人の力じゃどうにもならないと思った僕は、Twitterなどを駆使して有識者にどこが悪いのか教えてもらうことにしました。
七度目の審査
親切な5人の方に僕のサイトを見ていただいて、どこがダメだと思うかアドバイスをいただきました。。
その回答は以下のようなものでした。
1.もっと記事数書いた方がいいと思う(Aさん、Bさん)
2.プロフィールを常に記事の中に見えるようにした方がいいと思う(Cさん)
3.オリジナル以外の画像は使わない方がいいと思う(Dさん)
4.サイトのTOPページに記事がないのが原因かもしれない(Eさん)
アドバイスをもらっておいて失礼かもしれませんが、1はなんとなく違う気がしました。
量より質なのは、少ない記事で合格している人の話を聞いて明らかだからです。
3は悩みましたが、最低限の画像は載せた方が検索してきたユーザーに伝わりやすいと思ったので、ある程度はオリジナル以外の画像を使うことにしました。
自分では気づかなかったのが、2と4です。
2はプロフィールに関しては専用の固定ページは作っていたのですが、記事の中にはプロフィールを入れる必要はないと思っていたので、盲点でした。
サイドバーに常にプロフィールを表示させるようにしました。
4に関しても自分では気づけなかったところだと思います。
TOPページ(https:〇〇.com/)にアクセスした際に、ヘッダーとフッターとホームページの紹介文のみが表示されていたのですが、これではGoogleが記事を検索できずに迷子になってしまうという指摘をいただきました。
なぜこの点に気付かなかったのかというと、僕はずっとプログラムポリシーしか意識していなかったのです。
審査NGのメールにはプログラムポリシーもしくは
ウェブマスター向けの品質に関するガイドラインに準拠していない
かもしれないというメッセージが記載されていました。
このガイドラインの内容はどのようなものかというと、
1.Google がページを検出できるよう手助けする
2.Google がページを理解できるよう手助けする
3.訪問者がページを利用しやすいよう手助けする
と、このように記載されています。
TOPページに記事がないことでGoogleがページを検出・理解できていない可能性があったのです。
こちらを修正して僕は一番自信がなかった、Aサイトを審査に出しました。
ちなみにこのときAサイトは最終更新日から10日以上経っています。
すると三日後。
涙涙です。
合格するコツ
最後に僕が合格したときのサイトの内容と、記事を書く際のコツをお伝えしたいと思います。
まずサイトの内容に関してですが
・グローバルメニューを設置
☆プロフィール
☆お問合せ
☆プライバシーポリシー
☆サイトマップ
☆カテゴリー(1種類のみ)
・サイドバーを設置
☆プロフィール
☆おすすめ記事
☆最近の記事
・Adsense以外の広告コード、アフィリエイトは無し
・SSL対応済
・Google Search Console、Google Analytics設定済
・目次あり
・著作権がありそうな画像は数枚あり
・他サイト(公式ホームページなど)へのリンクがあるものもいくつかあり
・審査提出中は記事の新規投稿なし
・最後に記事を投稿した日から10日以上経っている
・TOPページには記事一覧を表示
・使った有料テーマはTCD「MAG」
・記事数は14
・文字数は
☆1517
☆1199
☆1226
☆1366
☆1035
☆1776
☆1687
☆5067
☆971
☆2441
☆2437
☆1439
☆1328
☆2077
記事の書く際のコツというか気をつけたことは、
・ホームページなどから引用している部分もあったが、そこはちゃんと引用〇〇という記述をした
・役立ちそうな記事をいくつか書いた(〇〇アーティスト風のロゴの作り方とか、〇〇のまとめとか)
です。
まとめ記事は審査の段階ではGoogleに嫌われるかなー、、という気もしましたが、その記事が1日500PVほど稼いだときもあったので、あえて残しておきました。
審査中も記事を更新した方がいいとか、最低20記事ないとダメとか、写真は一切使っちゃダメとか、色々な情報がありますが、僕のサイトはこれらすべて関係ありませんでした。
あくまで感覚ですが
・〇〇を利用するとこんなにお得!
・〇〇の使い方、作り方
・〇〇を試してみた
・〇〇を買ってみた感想、効果
・〇〇を読んでみて得られた知識
のような記事が沢山あれば合格する可能性はかなりあがると思います。
Googleが求めているのはユーザーに役に立つ記事だと思うので、自分がこんな情報欲しいなぁーと思ったことを記事にするのがAdsense合格への一番の近道な気がします。
また、困ったときは勇気を出して色んな方へ質問をしてみると、意外と優しい反応が返ってくることがありますので、一人で悩みすぎないことが大事かなとも思います。
サイトを開設してから2か月ちょっと、ようやくスタート地点に立つことが出来ましたので、これからアクセス数をあげていきたいと思います。
僕も色んな記事を見て助けられたので、この記事がこれからAdsenseを始める人や、審査に落ちている人の役に立てれば嬉しいです。