「今いる職場で一生を終わりたくない」
「転職して年収を今以上にアップさせたい…できれば100万以上」
「時間かけずにサクッと転職先を見つけたい」
昔と違い、今の時代は1つの会社に定年まで勤めようと考える人は少なく、転職を繰り返しおこなうことで、いまよりも快適な環境で働きたいと考える人が増えてきました。
「どうせ転職するなら、今よりも好待遇の場所で働きたい」と思うのは当然ですし、「あまり時間をかけずに良い就職先を見つけたい」と考える人も多いはずです。
僕自身、転職をすることで年収を2倍以上(350万→800万弱)増やすことに成功したので、この記事を読んでくれているあなたにも、ぜひ転職を成功させてもらいたいです。
「転職は疲れるし面倒だから、不満はたくさんあるけど今の会社でしばらく働くつもりだ」
という人がいるかもしれませんが、『転職が疲れる』と思ってしまうのは、全てをひとりでやろうとしているからではないでしょうか。
せっかく無料で使える転職サービスがあるのに、それらを活用できていない人が非常に多いように感じます。
本記事を最後まで読んでいただき、年収を上げて転職を成功させるイメージを掴んでもらえばと思います。
目次
転職をするなら転職サイトと転職エージェントの両方を使いこなすことが大切
転職をする場合、気になる企業を探すところから始める人がほとんどだと思いますが、
- 転職サイト
- 転職エージェント
この2つをしっかり使いこなすことが、転職を成功させるためには何よりも大切です。
どちらも最初から最後まで無料で使えるサービスにも関わらず、なぜか使おうとしない人がいますが、使わないのは時間の無駄でしかありません。
転職を始めるにあたり、転職サイトと転職エージェントへの登録は必須だということを覚えておいてください。
転職サイトと転職エージェントの違い
転職サイトと転職エージェントの違いについて、理解していない人も多いです。
正直似てると言えば似てるので、違いが分からなくても大きな問題はないのですが、転職を早めに成功させたいのであれば、知っておいたほうが絶対に良いです。
転職をするためには、大きくわけて3つの方法があります。
- スカウト(紹介)される
- 転職サイト(求人情報サイト)に登録する
- 転職エージェント(人材紹介)を利用する
スカウト
転職するための方法には「スカウト」と呼ばれるものがあります。
※ヘッドハンティングと呼ばれたりもします
自分自身の職務経歴書などを登録しておくことで、それを見た企業があなたに直接オファーをしてくれるのがスカウトです。
友人・知り合いのツテで紹介してもらうことも、スカウトの一種です。
転職サイト
転職するための方法として、一番使われているのが「転職サイト」の利用です。
何十万と公開されている求人情報のなかから、自分自身で行きたい企業を探しイメージです。
有名な転職サイトには、
- リクナビNEXT
- DODA
などがあります。
転職エージェント
転職エージェントは、
- キャリアコンサルタント
- キャリアアドバイザー
といった転職のプロが、企業とあなたのあいだに入って(仲介)、面接の日程調整をしてくれたり、応募書類の準備から面接対策、企業への推薦文や入社までのフォローをしてくれるサービスです。
転職エージェントが無料で使える理由
転職エージェントは企業とあなたの間に立って、色々なお世話をしてくれるとてもありがたいサービスですが、「どうして無料で利用できるんだろうか?」と、不思議に思ったかもしれません。
転職エージェントには相当な人件費がかかっているはずですし、「なにか裏があるのでは…?」と不安になる人がいてもおかしくありません。
実は、転職エージェントは企業からお金をもらっているのです。
多くの企業は常に新しい人材を欲しがっています。なぜなら人材が増えることで、自身の会社の売り上げがアップするからです。
会社が求めている人材をエージェントに探してもらうかわりに、見返り(報酬)としてエージェントにお金を渡しているというわけです。
どのくらいのお金(報酬)を会社側がエージェントに渡しているかは公開していませんが、少なくとも1件(1人)につき数十万円~であることが多いです。
これが、エージェントを無料で利用することができる仕組み(カラクリ)です。
転職サイトへの登録だけでは不十分
「転職エージェントの登録は面倒だから転職サイトの登録だけで十分でしょ」
と、考える人がいますが、これは大きな間違いです。
転職エージェントを利用したほうが、確実に、
- 書類選考の通過率
- 年収増加割合
- 企業からの返答速度
は高くなります。
職務経歴書が雑だとその時点で落とされる
転職サイトで自分がいいなと思った企業に応募したとしても、機械的に落とされることが少なくありません。
企業側は「何度も無駄な面談はおこないたくない」と考えているので、職務経歴書をチラッと見ただけで「ハイ、不採用」とするケースがあります。
僕自身、最近では新卒・中途採用を担当する機会があるのですが、職務経歴書がきちんと書けていない人は、高確率で落とします。
ひょっとしたら落とした人の中に、とんでもなく優秀な人材がいた可能性もあります。
そう考えると少しもったいない気もしますが、「この人は職務経歴書すらきちんと書けていないのか」と思われた時点で、残念ながらナシです。
転職エージェントは今まで何万人という人の職務経歴書を見てきているプロですので、どのような書き方をすれば企業に対して印象が良くなるのかわかっています。
独学で書くよりも、はるかに良い職務経歴書になるのは間違いありません。
年収の交渉はエージェントに任せたほうがラク
年収の交渉って正直やりたくないですよね…?
「今よりも低い年収でいい」なんて思ってる人はほとんどいませんし、誰だって年収をあげたいに決まっています。
しかし、いざ企業の担当者と面と向かって話すときに「年収を今よりも〇〇〇万円あげてほしいです」とはなかなか言えないものです。
お金の話をすると控えめになってしまうは、日本人の性格なのでしょうか。
このような『言いにくいけど本当は~してほしい』というものは、すべてエージェントに任せましょう。
エージェントは交渉のプロですし、無事にあなたの転職が成功すれば、(企業から)報酬がもらえるので、親身になってやり取りをしてくれます。
自分がイヤなこと・苦手なことは、それを得意とする人にやってもらうのが一番です。
1社にかける時間はなるべく短くしたい
1社目で内定をもらえればいいのですが、全員が全員1社目で転職活動を終われるかというと、難しいでしょう。
複数の企業とのやり取りを同時並行で進めている場合、レスポンス(返答)が遅い企業があると、転職活動がスムーズにいかないですよね。
エージェントを利用することで、企業からの返答は確実に早くなります。
理由は、企業側はエージェントとこれから先も長い付き合いでいる必要があるので、『レスポンスが遅い会社=おすすめできない会社』と思われたくないからです。
どの会社も転職希望者には自社を良く見せたいと思っているわけですから、あいだに立つエージェントに自社を勧めるようお願いをしています。
もしエージェントを利用せずに、自分で転職サイト経由で応募した場合、なかなか返事が返ってこないこともあるので注意してください。
転職活動の流れ
ここまでで、転職サイトと転職エージェントについて解説をしてきました。
以上をふまえたうえで、実際に転職する際の流れをまとめると以下のようになります。
- 転職サイト・転職エージェントに登録する
- 転職サイトで気になる求人情報を検索する
- 気になった求人をエージェントに伝える(相談する)
- 転職エージェントが企業と交渉(推薦文を書いてくれたり)する
- あなたが企業と面談する
伸びている業界に転職することを検討してみる
転職をする場合、どの業界にいくかどうかで、年収は大きく変わってきます。
子供がさんざんお世話になっているのにこんなことを言うのは非常に心苦しいのですが、正直『保育士』などの業界は年収が低いです。
厚生労働省が出している賃金構造基本統計調査によると、保育士の平均年収は約360万円です。
決して多いとは言えない金額です。
保育士さん、めちゃめちゃ大変な仕事なんですけどね…
子供を育てるようになると、保育士さんたちのありがたさが身に染みてわかります。
ですが、あなたが今よりも年収をあげたいのであれば話は別です。
年収をあげるなら、IT業界を強くおすすめします。
僕自身、プログラマー・エンジニアとしてIT業界で働いていますが、少なくとも低賃金ではないと思っています。
前職もIT業界でしたが、同じ業界にも関わらず年収は倍以上に増えました。
これは市場が伸びている(人材が足りていない)証拠です。
IT業界は常に人材が足りていないので、未経験者を採用して育てていく企業が非常に多いです。
ちなみにIT系といっても、全員がプログラムを書くわけではありません。
エンジニア・プログラマーでなくても求人はたくさんあるので、今よりも稼ぎたい・年収を増やしたいのであれば、IT業界を中心に転職活動することを強くおすすめします。
自分のいまの状況や、転職先の職種によって、選ぶべき転職サイト・転職エージェントは変わってきます。
おすすめは以下の記事にまとめてあるので、そちらも合わせて確認してみてください。
転職先の口コミは必ずチェックしておく
「よし、良さげな企業が見つかったからここを本命にするぞ!」
と意気込んで転職活動を始めるのもいいのですが、企業の口コミは必ずチェックしておきましょう。
表向きは良さげに見えても、実際は超ブラック企業なケースは普通にあります。
労働基準法などの改定により、昔よりはマシになったものの、残業を強要したり、パワハラ・モラハラを平気でしてくる会社はいまだにあります。
ブラック会社かどうかは、その会社で働いていた人のリアルな口コミを知ることでわかることもあるので、必ず見ておきましょう。
会社の評判・口コミを知りたいなら『転職会議』がおすすめです。
700万人以上の会員が利用しているので、有名な会社であればだいたい元従業員の口コミが載っています。
自分の会社の評判を見てみるのも面白いですよ。
まとめ
年収があがる転職先を少しでも早く見つけたい人は、転職サイトと転職エージェントをしっかり活用し、成長している業界を選んでみてください。
特にIT業界は未経験者も採用してくれて、待遇も他の業種に比べるとかなり良いほうだと思うので、業種へこだわりを持っていない人にはおすすめです。
少しでも今の職場に不満があるのであれば、ストレスを減らすためにも別の環境を探してみるのはどうでしょうか。