これからプログラムを始めようとしている人は、よほど自分の頭が柔らかくない限りC言語は避けた方が良いです。
理由は僕がプログラムを始めて最初に触った言語がCであり、そこでプログラムが大嫌いになったからです。
C言語は知っておいて損はないですし、いまだ多くのシステムで使われてはいますが、「C言語を知らなければプログラムを書けない」なんてことはまったく無いです。
せっかくプログラムを学ぶのであれば、楽しく学んだ方が絶対に効率が良いです。
ではC言語以外で何のプログラミング言語がおすすめなのか、独断と偏見で紹介したいと思います。
目次
プログラムで何をしたいのか?
おすすめのプログラミング言語を紹介するにあたり、プログラムを利用して何をしたいのかを明確にしておく必要があります。
プログラミング言語は世の中にめちゃくちゃあるので、用途によって使い分けないといけません。
- WEBサービス
- ツール
- ゲーム
- カーナビ
- パチンコ
- ホームページ
- VR
- …
今世の中にある製品にはほぼプログラムが組み込まれていて、その中で使われている言語は多種多様です。
と言う方であれば、ツールかゲームを作ってみることをおすすめします。
その理由は、少ない労力でプログラムの良さを知ることが出来るからです。
ツール
一口にツールと言っても色んなものがありますが、無料で簡単に作れるツールならエクセルが良いと思います。
エクセルはVBA【Visual Basic for Applications(ビジュアルベーシック・フォー・アプリケーションズ】と呼ばれる言語を使用して、マクロを作ることが出来ます。
例えばエクセルに自分の友達の住所一覧があるとします。
住所は名前順に並んでおり、これを都道府県ごとにまとめたいときに、VBAを使ってマクロを作ることで、ボタン一つで友達の住所を都道府県別に分けることが出来るようになります。
極端な話、〇〇出来たらいいのになぁ~と思うことはだいたい何でも出来ます。
チマチマ行う作業を、全て自動化(ツール化)してくれるのが、プログラムの良いところです。
1日60分かけていた作業が、プログラムを作ることで1分に短縮することは珍しくありません。
ゲーム
今世の中に出てるゲームも全てプログラムで動いています。
僕は本業でゲーム開発をしているのですが、自分が書いたコードでキャラクターが動いたりするのは面白いですよ。
昔に比べるとゲームを開発する難易度はめちゃくちゃ下がりました。
ファミコンの時代はアセンブリ言語、いわゆる機械語と呼ばれるものでプログラムを書いていたので、ハードルが超絶高かったです。
今はプログラムをほとんど書かなくても、ゲームが作れる時代になりました。良い時代。
ですので、ちょっとだけプログラムを書くだけでゲームを作った気分になれるので、「あれ?プログラム面白いじゃないか…」と思うことができます。
簡単にゲームを作る方法としてはUnity(ユニティ)が一番良いと思います。
Unityは無料でゲームを作ることが出来る最強のツールです。
「Unity 入門」
「Unity 使い方」
で検索すると大量に情報が出てきますので、分からない人は調べればすぐ解決できると思います。
UnityはC#とJavaScriptという言語のどちらかを使用するのですが、プログラム初心者であればJavaScriptの方が学びやすいと思います。
本格的に開発するのであれば迷わずC#ですが、プログラムがどんなものかを知るだけであればJavaScriptで十分だと思います。
プログラムを学ぶことはメリットしかない
今後IT化は加速する一方なので、プログラミングの需要はどんどん高くなります。
自分の仕事がロボットに奪われない為には、プログラムのスキルはもはや必須と言えるのかもしれません。
とりあえず簡単なプログラムを書くことから始めれば、きっと苦手意識もなくなっていくと思うので、楽しくプログラムを学んでいくことが重要だと思います。
C言語で一度プログラムが嫌いになった僕ですが、今は楽しくコーディングすることが出来ています。