遂に我が家にドラム式洗濯機が導入されました!
購入したのは、パナソニック(Panasonic)のNA-VX9900Lです。
以前まで使っていた洗濯機は、TOSHIBAの縦型式:AW-50GE(W)でした。
かれこれ10年以上使っていまして、独身時代からずっとお世話になりました。
ただ、10年も経つと色々な機能が壊れて使えなくなってしまい、さらにここ1-2年くらいは洗濯するたびに黒いカスみたいなものが頻繁に洗濯物に付くようになりました。
毎回黒いカスが付くのは地味にストレスでした。
なかなか高い買い物でしたが、個人的にはかなり満足していて、今まで買ったものランキングの中でも上位に入ると思います!
目次
縦型ではなく、ドラム式を選んだ理由
縦型ではなく、ドラム式を選んだ理由ですが、やはり乾燥機能が優秀なことです。
一般的に縦型とドラム式のメリットは以下のように言われています。
ドラム式洗濯機のメリット
- 乾燥機能に優れている
- シワが出来にくく、傷みにくい
- 水量が少なく済む
- オシャレ
縦型洗濯機のメリット
- 洗浄力が強い
- ドラム式より安い
- そこまで場所を取らない
干す手間から解放されたい
今回洗濯機を購入するにあたり、一番重要視したのは洗濯物を干す手間を省くこと。つまり乾燥機能が充実していることです。
みなさんご存知の通り、毎日洗濯物を干すのってすごく大変です。
一人暮らしや同棲をしていたときは2,3日に一度くらいしか回しませんでしたが、子供が産まれると毎日洗濯をするのが当たり前になります。
日々仕事が終わって家に帰ってから行う作業としてはけっこうしんどいです。
雨が降ったり、梅雨の時期になるとせっかく干しても生乾き臭かったり…
これを解決する方法は乾燥機付きの洗濯機を買うしかない!
そう決めて、ネットで色々調べたり、電気屋で店員さんにアドバイスを貰ったりしつつ、最終的にパナソニックのNA-VX9900L/Rを買うことにしました。
パナソニックが出しているドラム式洗濯機の中では、現時点(2019年4月)で最新のものということで、「これを買って満足しない人はいない」と店員さんも太鼓判を押すほど、優れている商品とのことです。
(最新モデルは毎年秋くらいに出るらしい)
ドラム式は縦型に比べて洗浄力が弱いと言われますが、昔と違って現在はそこまで気にするほどの差はないということと、乾燥の仕上がりや電気代の性能の良さなど、総合的に判断して、ドラム式に決めました。
NA-VX9900とNA-VX8900の違いは?
パナソニックが出している、最近のドラム式の機種はNA-VX9900、NA-VX8900、NA-VX7900…等があります。
おそらく悩むとすれば、NA-VX9900とNA-VX8900のどちらを選ぶかだと思いますが、両者の違いは大きく3つあります。
違い(NA-VX9900にあって、NA-VX8900にないもの)は
- スマホで遠隔操作が可能
- ナノイー機能が付いている
- メニューがタッチパネルになっている
です。
スマホでの遠隔操作は今のところ使用していないので、正直不要だと思いますが、ナノイー機能はあって損はしないと思いますし、実際購入してから頻繁に使っています。
ナノイー機能は
- 花粉ケア
- 除菌・消臭
- プレ洗浄
- 洗濯かごモード
の4つの機能があるのですが、このうち花粉ケアと除菌・消臭が大活躍してくれています。
花粉が飛ぶ季節は、外出すると服に花粉がついてしまい、家の中が花粉まみれになってくしゃみ・鼻水・目のかゆみ…などに悩まされている人も多いと思いますが、ナノイーの花粉ケアを使用することで、服に付着した花粉を取り除いてくれます。
そして除菌・消臭に関しては、居酒屋に行ったあとの上着にしみ込んだ匂いや、タバコの匂いなどを消してくれます。
居酒屋に行くとものすごく服が臭くなってしまいますが、そのたびに上着を毎回洗うのは服の寿命を縮めてしまうので、ファブリーズなどでごまかすことが多かったのですが、これからはその必要もなくなりました。
ナノイースゴイ。
タッチパネルがあることで直観的に操作することが出来ますし、ヘルプも内蔵されているので、分からないことがあった際にわざわざ説明書を見なくて済みます。
技術の進歩に感動です…。
Cuble(キューブル)はどうなの?
電気屋に行った際に、VXシリーズ以外にもCuble(キューブル)という機種もあることを知りました。
見た目はすごくカッコよくてオシャレだと思ったのですが、店員さんに聞いたところ『VXシリーズなどを置くことが出来ない(サイズ的に)家庭用に作られた商品』とのことです。
Cubleはカッコいい分値段も高いですし、機能的にもVX9900の方が余裕で勝っているので、家の中にスペースが十分あるのであればCubleにする必要はないと思います。
(洗濯機は見た目よりも機能性を最優先しないと、本末転倒な気がするので)
NA-VX9900L/Rの価格(値段)、最安値はどこか
最安値を求めるのであれば、やはり家電量販店で買うよりはネットで注文した方が安くなります。
価格.comで見ると、プレモア(Premore)が、送料無料かつ一番安いことが多いです。
現在のプレモアの価格は以下から見ることができます。
>>PANASONIC NA-VX9900R-W クリスタルホワイト [ななめ型ドラム式洗濯乾燥機(洗濯11.0kg/乾燥6.0kg)右開き] 洗濯機
うちも当初はネットで買うつもりで、近くの電気屋に行き実物を見たうえで注文しようと思っていたところ、想像以上に店員さんが値引きをしてくれたので、ネットではなくその場で購入することにしました。
ほぼネットの最安値と同じくらいまで下げてくれたのと、なにかあったとき(故障とか)に、近くの電気屋で見てもらえた方が、安心感があっていいということもあり、今回その場で購入することにしました。
ただし通常の買い物をする際に付与してくれるポイントはつきませんでした。残念。
NA-VX9900L/Rのサイズ感
すごくピッタリ収まっていて、圧迫感もありません。
洗濯機が家の中に入るか不安な場合は、電気屋で洗濯機コーナーに行くと、実寸大のサイズが測れるシートを無料で貰えるので、そちらで計測してみるのがいいと思います。
ただ、一つモヤモヤしてるのが、扉の向きは果たしてこれで良かったのか…?という点です。
VX9900はL(左開き)とR(右開き)の2種類があり、我が家ではL(左開き)を選択しました。
実際に使ってみると、導線的に右開きの方が、扉を開けてそのまま洗濯カゴに洗濯物を入れられるような気がしてなりません。
左開きだと洗濯カゴを洗濯機の前に持ってこないといけないのでやや不便なことが判明…。
もう買ってしまったのでしょうがないのですが、もし今からドラム式洗濯機の購入を考えている人は、配置する場所的に扉の向きはどっちがベストなのかを、ちゃんと考えて買った方がいいと思います。安い買い物じゃないので後悔しないようにしましょう(苦笑)
NA-VX9900L/Rの電気代
乾燥機能が付いたので、その分電気代は高くなりました。
1回あたりの洗濯~乾燥にかかる電気代は約25円です。
1日1回洗濯~乾燥をする家庭だと、1ヶ月あたり31(日)x25(円)=775(円/月)くらいの負担が増えます。
このくらいの負担で洗濯物を干す手間から解放されるのであれば、個人的にはまったく問題なしです。
NA-VX9900L/Rの振動・音
振動は特に気になりません。
戸建てならまったく気にするレベルではないですし、アパートやマンションなどの集合住宅でも、下の階に響くような音や揺れではないかなという感じです。
NA-VX9900L/Rの乾燥機能
乾燥機能って服伸びたりするのでは…?と思う人がいると思いますが(僕もそう思ってました)、今のところ問題ないです。気にする人は『おしゃれ着コース』や『ソフト乾燥』というものもあるので、そちらを利用すればより安心です。
乾燥後の仕上がりも本当にフワフワしていて、触り心地がバツグンに良いです。
NA-VX9900L/Rは温水機能付きで、汚れが取れやすい
NA-VX9900L/Rには温水機能が付いていて、ただの水で洗うよりも汚れが取れやすくなっているのも大きな特徴です。
食器もそうですが、冷たい水で洗うよりもお湯で洗った方が汚れの落ちはいいですよね。
洗濯機に温水機能が付いているなんてちょっと感動しました。
上記の表の通り、最高で約60℃まで温度を上げることができます。
ただし、店員さんいわく、
とのことでした。
NA-VX9900L/Rを買って良かった点(メリット)
- 洗濯物を干す作業からの解放
- 洗える量が倍以上になった
- 洗剤自動投入
- 予約できる
- 除菌・脱臭
- 花粉除去
- ダニバスター
- チャイルドロック
- オシャレ
やはり洗濯物を干す作業から解放されたのが一番大きいです。毎日の負担が減ったおかげで、他のことに時間を使えるようになりました。
以前まで使用していたAW-50GEは洗える最大容量が5kgでしたが、今回購入したNA-VX9900は11kgと倍以上です。
AW-50GEのときは、洗われない箇所もあったりもしましたが、大容量になったおかげで沢山洗濯物を入れても、きちんと洗浄してくれるようになりました。
洗剤を自動投入する機能もついていて、洗濯機を回す際に重さを計測して必要な洗剤の量を調節してくれます。
少なめ-標準-多めから選ぶこともできますし、手動で投入することも可能です。
予約機能も前の洗濯機では壊れてしまっていたので、仕上がりの時間を指定できるありがたさを再認識しました。
除菌・脱臭機能は上着、帽子、ぬいぐるみ、バッグ、など洗いたいけど洗えないものにも使うことが出来るので、今後重宝しそうです。
ドラム式といえば、子供が閉じ込められる事故などもよく聞きますが、チャイルドロックが付いているので、設定を忘れなければ事故にあうこともなさそうです。
あと、ドラム式はオシャレです(笑)。
もちろん機能が最優先ですが、今まで使っていた縦型を配置していたときに比べると、洗面所がオシャレになったような気がします。
NA-VX9900L/Rを買って残念だった点(デメリット)
- 排水溝の関係上、足(かさ上げ台)が必要になった
- 毛布を洗うために専用のフタが必要だった
- 上着をたたむ必要がある
- フィルターの手入れが地味に面倒
排水溝の関係上、足(かさ上げ台)が必要になった
うちの排水溝の位置的に、そのままドラム式洗濯機を置くことが出来ず、足(かさ上げ台)が必要になりました。
電気屋で店員さんと話したときは、
かさ上げもおそらく不要でしょう
と聞かされていたので、配送日当日に業者の人から
と言われたときは驚きました。
まぁ2,500円くらいならいいか…と思ってお金は支払いましたが、そういう可能性もあるということは事前に教えて欲しかったです。
しかも、後でネットで検索してみたら同じような商品が1,300円で売っていました。
あらかじめ教えてくれていれば、ネットで買って用意しといたのに…(モヤモヤ)
毛布を洗うために専用のフタが必要だった
これも事前に教えて欲しかった内容ですが、毛布を洗う場合、専用のフタが必要になります。
シングルサイズ1枚であれば、フタをしなくても大丈夫ですが、シングル複数枚やダブルサイズのものを洗う場合は、フタをしなければなりません。
後日ネットで注文しました。
値段も1,000円ちょっとですし、付属品として元から付けてくれてもいいのになと思ったり。
謎に長いホースが付属品で付いてきましたが、これよりもフタの方が重要ではないでしょうか(笑)
上着をたたむ必要がある
これはちょっと盲点だったのですが、うちではシャツなどのトップス系は、干して乾かしたあとは、そのままクローゼットにしまっていました。
なぜそのようにしていたのかというと、
- たたむ手間が省ける
- シワが出来にくくなる
という理由からでした。
昔テレビか何かで『たたまない収納』という内容の番組を見て、これはいいアイデアだ!と感動したのを覚えています。
ドラム式洗濯機のおかげで、干さなくても乾燥までしてくれるのはありがたいのですが、たたむのがちょっと面倒です。
フィルターの手入れが地味に面倒
以前使っていた洗濯機にもごみクズフィルターが付いていましたが、正直半年に一回?くらいしか変えていなかったと思います。
しかし、今回購入したドラム式洗濯機は2回に一度はフィルターの掃除をしています。
画面に警告が出てくるので、変えざるを得ない感じです。
洗濯機上部にフィルターが付いているので、そこを外すとがっつりホコリなどが付いていますが、びっくりするくらいスルッと汚れが取れます。
取る瞬間はけっこう気持ちいいです。
まとめ
デメリットもいくつかありますが、それよりもメリットの方が大きいので、買って大満足です。
おそらく向こう10年以上は使うと思うので、毎日使う家電は多少高くても良いものを買った方がストレスがなくなると個人的には思います。
この記事がドラム式洗濯機を買おうか迷っている人の参考になれれば嬉しいです。