PythonでNumPyを使用するにあたり、統計関数というものが出てきたのでまとめておきます。
目次
統計関数
NumPyの統計関数は、ndarray配列全体、あるいは特定の軸(axis)を中心とした統計処理を提供する。
sumやmeanといった集計処理(次元削減(配列の次数を下げる処理)とも呼ばれる)や、標準偏差を求めるstdは、ndarrayのインスタンスメソッドとしても、NumPyのトップレベル関数としても呼び出すことが出来る。
sum
配列の和を、指定された軸に沿って取る。
長さ0の配列に対しては0を返す。
mean
算術平均。
長さ0の配列に対してはNaNを返す。
std、var
標準偏差、分散。
自由度のデフォルト値はnで、任意の値を指定可能。
min、max
最小値、最大値。
argmin、argmax
最小値を持つ要素のインデックス、最大値を持つ要素のインデックス。
cumsum
累積和。
0に1番目の要素を加えたもの、その結果に2番目の要素を加えたもの…というように、累積の和を逐一返す。
cumprod
累積積。
0に1番目の要素を掛けたもの、その結果に2番目の要素を掛けたもの…というように、累積の積を逐一返す。