Twitterで複数アカウントを作成していると、急にアカウントが一時的にロックされてしまうことがあります。
このような状況になってしまった場合、現状では以下の解決策を取るしかありません。
- あきらめる
- 異議申し立てをする
- 電話番号認証(SMS)をおこなう
本来は電話番号認証をおこなうことで、すぐに一時的なアカウントのロックは解決できるはずなのですが、電話番号認証自体ができなくなってしまうケースも存在します。
本記事ではTwitterがロックされてしまう原因・解決方法と合わせて、「この電話番号はすでに使用されています」を無料で解決する裏技を紹介します。
目次
Twitterがロックされてしまう原因
アカウントがロックされてしまう原因はいくつかありますが、基本的にTwitterのルールに違反すると、ロックがかかってしまう仕組みとなっています。
- スパム行為をしない
- 自動フォローをしない
- 自動ツイートをしない
- 短期間に多くの人にいいねをしない
- 短期間に多くの人にDMをしない
- 暴力的なコンテンツを投稿しない
- 児童ポルノコンテンツを投稿しない
- 嫌がらせ行為をしない
- 差別行為をしない
- 成人向け(アダルト)コンテンツを投稿しない
- 違法行為を助長するコンテンツを投稿しない
- なりすましをしない
- 著作権を侵害しない
- 個人情報を投稿しない
- 同意を得ていない画像・動画を投稿しない
上記以外の詳しいルールは公式ページに書かれているため、そちらも合わせて確認してみてください。
これらのルールをすべて完全に守っている人は、アカウントがロックされる可能性は極めて低いです。
おそらくこの記事を読んでいる人は、自身のアカウントがロックされた原因に、上記のいずれかが当てはまっている人が多いのではないかと思います。
芋づる式に他のアカウントもロックされてしまう
Twitterでアカウントが一時的にロックされてしまうと、芋づる式に他のアカウントもロックされてしまうことがあります。
僕は複数のTwitterアカウントを同じ端末(iPhoneやAndroid)で管理していたのですが、1つのアカウントがロックされたタイミングで、他のすべてのアカウントも同様にロックされてしまうという悲劇が起こってしまいました…。
ロックされると電話番号認証を求められる
アカウントが一時的にロックされてしまうと、解除するためには電話番号認証が必要となり、上記の画像のように、「ご利用のアカウントは一時的に機能が制限されています」というメッセージが表示されます。
問題の詳細
twitterをできる限り安心してご利用いただくため、今回のように、ロボットでないことを証明するよう求められることがあります。
ご協力をお願いいたします。
以下の認証を完了するとTwitterを再びご利用いただけます。
必要な手順
次の手順で制限を解除してください。
- Google reCAPTCHAチャレンジに合格
- 電話番号を確認してください
[開始]をタップすると、お客様、端末、ブラウザについての情報がGoogleにより収集および使用される可能性があります。
Googleのプライバシーポリシーをご覧ください。
reCAPTCHA認証はチェックを入れるだけなので、大きな問題はありません。
問題は、電話番号認証です。
電話番号認証を嫌がる人もいますが、アカウントが使えなくなるリスクに比べれば、どうってことはありません。
しかし、電話番号を入力し、次へ進もうとすると、「この電話番号はすでに使用されています」と表示されてしまい、認証ができず、アカウントのロックが解除できないケースがあるのです。
Twitterで電話番号認証ができなくなる原因
Twitterで電話番号認証ができなくなってしまい、「この電話番号はすでに使用されています」と表示されてしまう原因は、「同じ電話番号を使いまわしすぎてしまった」からです。
Twitterは1つの電話番号で複数のアカウントに登録することができますが、登録数には上限があります。
上限は「最大で10個まで」という人もいれば、「最大で3個まで」という人もいたり、人によってバラバラです。
少し前までは、上限に達したら他のアカウントに設定している電話番号をプロフィールから削除することで、1つの電話番号でアカウントを無限に作ることができました。
ですが、Twitter側もしっかり対策をしてきたようで、他のアカウントに設定していた電話番号を削除しても意味がなくなりました。
新しくアカウントを作成しようとしたり、ロック解除をするために電話番号認証をおこなおうとすると、「この電話番号はすでに使用されています」となってしまい、アカウントの新規作成も、ロック解除もできなくなるという最悪の事態になってしまうのです。
「この電話番号はすでに使用されています」の解決方法
電話番号認証ができなくなってしまい、「この電話番号はすでに使用されています」のエラーを回避することができない場合に取るべき手段は、以下の5つです。
- あきらめる
- 異議申し立てをする
- 時間をおいて再度チャレンジする
- 知り合いの電話番号を借りる
- 無料の電話番号を使う
あきらめる
「メインとなるTwitterアカウントが無事ならいいや…」ということで、他のアカウントの解除はあきらめるという手段もあります。
スッパリあきらめることができるのならいいのですが、他のアカウントを作った目的は「ビジネスのため」という人も多いと思いますので、この選択肢はまずないでしょう。
異議申し立てをする
「アカウントが一時ロックされたのはおかしい！不適切だ！」と言い切れる場合は、Twitter公式サポートへ異議申し立てをすることができます。
アカウントロックはTwitterのAIが自動的におこなうことも多いため、本当にこちらに落ち度がない場合は異議申し立てをすることで、アカウントを復活させてもらうことができます。
しかし、こちら側がTwitterのルールに違反している場合は、異議申し立てをしてもアカウントを復活させてくれる可能性は非常に低いです。
ましてや1アカウントだけでなく、「複数アカウントを復活させてほしい」とお願いをしたところで、却下されてしまうのがオチです。
無念ですが…。
時間をおいて再度チャレンジする
アカウントに紐づいていた電話番号を削除しても、Twitterが管理しているデータベース上にアカウント情報が残ってしまっているため、同じ電話番号を使おうとすると「この電話番号はすでに使用されています」と表示されてしまいます。
ある程度期間をあけることで、アカウントに紐づいていた電話番号の情報は完全に削除されるため、再び電話番号認証をおこなうことができるようになります。
1ヶ月～数ヶ月程度経過することで、同じ電話番号を使うことができるようになるケースが多いです。
待てる人は辛抱強く待ちましょう。
ちなみに期間を空けて再度電話番号認証ができるようになっても、一度運営に目を付けられた電話番号は、3アカウントほど電話番号認証しただけで、再度「この電話番号はすでに使用されています」となってしまう確率が高いです。
たくさんアカウントを持っている人は、すべてのアカウントを復帰させるのに下手をすると1年以上かかってしまう可能性があります。
知り合いの電話番号を借りる
「数か月も待てない！今すぐアカウントを復帰させたい！」という人は、知り合いにお願いして、電話番号を借りるという方法があります。
彼氏・彼女・友達・夫・妻・親など、身近な人にお願いすれば、「電話番号認証くらいならいいよー」と言ってくれる可能性があります。
電話番号認証(SMS)をしても、Twitterのアカウント情報は相手の携帯に通知されませんので、知り合いに自分のアカウント情報がバレる危険はありません。
ただし、電話番号認証したあとは、復活させたアカウントから電話番号を削除することを忘れないようにしましょう。
Twitterは電話番号でもログインすることが可能ですので、知り合いが自分の電話番号でログインしようとした際に、あなたのアカウントがバレてしまう可能性があります。
ちなみに電話番号認証を突破したあと、すぐにアカウントから電話番号情報を削除してしまうと、再度ロックがかかる場合があります。
体感だと、電話番号認証をクリアしてから24時間は設定したままのほうが安全です。
24時間経過後にアカウントから電話番号を削除すれば、電話番号なしでも問題なくアカウントを使い続けることができます。
無料の電話番号を使う
多くの人にとって残された最適解は、無料の電話番号を使うことだと思います。
こちらについて詳しく解説をしていきます。
無料の電話番号を使う方法
「いやいや電話番号を貸してくれる友達なんていないって！！」という人は、新しく電話番号を契約するしか方法はありません。
「Twitterのアカウントを復活させるためだけに、電話番号代を払うのは馬鹿馬鹿しいな…」と考える人がほとんどだと思いますので、無料で新しく電話番号を作る方法を紹介します。
無料で新しく電話番号を作る方法は、以下の2つです。
- textPlusなどの無料アプリを使う
- 楽天モバイルの1回線無料サービスを利用する
textPlusなどの無料SMSサービスはTwitterでは利用不可能
textPlus: Unlimited Text+Calls
textPlus, Inc.無料
textPlusは、無料で海外の電話番号を発行してくれる神アプリで、SMSも受信できるため、「電話番号認証に困ったらコレ！」というくらい重宝しています。
YouTubeで新規チャンネルを作成した際、自分で作ったサムネイルを設定する場合などに電話番号認証が必要となるのですが、textPlusがあれば自分の電話番号を使わなくても、サクッと認証できちゃいます。
しかし、残念ながらtextPlusはTwitterの電話番号認証に利用することができません。
textPlusの電話番号を使おうとしても、以下の画像のように、「サポートされていない電話番号です」と表示されてしまいます。
Twitter社の技術力の高さが憎いですね…。
楽天モバイルは1回線だけなら無料で新しい電話番号が発行できる
知り合いの電話番号も借りれず、textPlusも使えない。
それでも無料でなんとかアカウントを復活させたい…。
そんな人に朗報です。
楽天モバイルが、1回線無料で新規電話番号を発行してくれるキャンペーンをおこなっています。
楽天モバイル公式サイト正直最初にこれを見たときは、「いやいや、そんなこといってオプションとか色々つけたらけっきょく毎月数千円かかるんでしょ」と思っていました。
ですが内容をよく調べてみると、ほんとうに1回線目は0円で使うことができることが判明しました。
端末を購入する必要もない
楽天モバイル用に新しく携帯端末を用意する必要はありません。
申し込みをした数日後にはSIMカードが届きますので、届いたSIMカードを今使っている携帯端末に差せば、新しい電話番号をすぐに使うことができます。
1点注意が必要なのは、通信料が1GB/月を超えてしまうと、別途料金が発生してしまうことです。
とはいえ楽天モバイルで申し込んだSIMカードを使うのは、Twitterなどの電話番号認証をおこなうときだけにしておけば、通信料が1GB超えることはまずありえないので、心配しすぎる必要はないと思います。
申し込む際のポイントは、以下のとおりです。
- オプションはなにもつけない
- 新規電話番号を取得する
- 合計金額が0円となっていることを確認する
オプションなどはつけずに、以下のように新規電話番号を選んだ状態で、最終的な合計金額が0円になっていることを確認してから、申し込むようにしてください。
まとめ：Twitterアカウントのロックには気を付けよう
今回はTwitterで「この電話番号はすでに使用されています」と表示されてしまった場合の原因と解決方法について説明をしてきました。
クリーンな使い方をしていれば、アカウントがロックされる危険性はほぼありませんが、ビジネス用にいろいろ検証をしていると、どうしてもロックや凍結のリスクは存在します。
これは勉強代だと思って受け止めるしかありません。
また、同じ端末で複数アカウントを管理するのは便利な反面、芋づる式にロックされる危険性があるため、できれば同一端末で切り替えられるアカウントは最小限にしておくことをおすすめします。
運営に目をつけられていない(汚れていない)新しい電話番号であれば、
- 電話番号を登録して新規Twitterアカウント作成
- 1日後にアカウントから電話番号情報を削除
- 別の新規Twitterアカウント作成…
を繰り返すことで、理論上は無限にアカウントの量産ができます。くれぐれもTwitterのルールを破らないように、気を付けてください。
また、楽天モバイルで無料発行できるのは「1回線のみ」ですので、もしこちらの電話番号も運営に目を付けられてしまった場合、残された方法は有料で電話番号を購入するしかありません。
2度目のロックがかからないことを願います。
